健康のすすめ『今こそ冷え性対策!』
一段と厳しい暑さに向いますが、エアコンや夏場の食生活でカラダは冷えていませんか?冷えると、体温調節する自律神経が乱れ、血流が滞り、疲れや夏バテを引き起こしてしまいます。
今回のキーワードは、「夏こそカラダを温める!」。冷え性対策をしっかりと行い、元気に夏を乗り切りましょう。
~予防対策のポイント~
①朝食をしっかり、バランスの良い食事を規則正しい時間に摂りましょう。
②カラダを温める食べ物を心掛け、血行を良くしてカラダの芯から温めましょう。
➂カラダを温める働きを助ける栄養素(鉄、ビタミンC、E、B群)を摂りましょう。
※鉄はビタミンCと一緒に摂ることで効率よく吸収されます。
◆今月のおすすめピックアップ食材 【大豆・生姜・ぶどう・南瓜】◆
〈大豆〉
たんぱく質はもちろん、鉄分、カルシウム、ビタミンB1が豊富で積極的に取りたいおすすめ食材です。
この他、食物繊維やイソフラボン、大豆サポニンといった成分も含み、生活習慣病予防や免疫力の向上など、大豆に期待される健康効果は様々です。
納豆や高野豆腐、きな粉などの大豆製品も含めて、是非日々のお食事にも取り入れたいですね。
〈生姜〉
冷え性対策の代表的な食材とも言える、血流を促しカラダを温めてくれる食材です。この生姜に代表される成分は、ジンゲロールとショウガオール。
「ジンゲロール」は、生の状態の生姜に多く含まれ、体内の熱を手足の先まで運び末端を温めたり、免疫機能の維持・向上、殺菌作用を示します。
一方「ショウガオール」は、生姜を加熱や乾燥することでジンゲロールの一部が変換する成分で、カラダの深部に熱を作り出し、血行を良くしてカラダを温める作用を示します。
つまり、体内の脂肪や糖の燃焼を促進してくれるので、ダイエット効果も期待できるとして注目されています。これらの特性を活かして、お料理に活用するのは如何でしょうか。
〈ぶどう〉
ぶどうは、ポリフェノールによる生活習慣病予防、アンチエイジング、免疫機能へ期待される効果が良く言われますが、実はカラダを温める食べ物としても知られます。国産の旬は8月~10月と言われ、丁度これからの季節にぴったりのおすすめ食材です。
豊富なぶどう糖はカラダに吸収されやすく脳の栄養、疲労回復に役立ち、その他ビタミンCやB群、カリウム、鉄などのミネラルも多く、おなかの調子を整えてくれる効果も期待でき、まさに、美容と健康に嬉しい果物と言えます。
最近では、年間通して輸入品を含めて様々なぶどうが手に入りやすいので、色々な種類を楽しむことができます。
また、ドライフルーツであるレーズンも冷え性対策におすすめの食べ物で、『お食事宅配便』でも、お料理やデザートに加えてお出ししています。
〈南瓜〉
エアコンや冷たい飲食物で冷えやすいこの時季こそ、からだを温めることが大切です。冷えると夏バテや免疫力の低下を招き、体調不良の原因になってしまいます。
南瓜は、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれて栄養価が高く、野菜の中でも優等生の緑黄色野菜。豊富に含まれるビタミンEは、血行を良くして自律神経をコントロールし、体温調節にも役立ちます。
また、ビタミンAやCも豊富で、免疫力を高めてくれる効果が期待出来ます。
~ちょこっと一工夫~
一般的に夏野菜はカラダを冷やすと言われますが、そのような食べ物は次のような一工夫で温める食べ物へ変えることが出来ます。
・「熱を加える」→夏野菜は加熱してホットサラダやスープなどで!
・「香味野菜を加える」→冷やしうどんや素麺、冷奴には、しそ、生姜、茗荷をたっぷり添えて!
・「塩を加える」→すいかやトマトに少量の塩をかけるとカラダの冷やしすぎを防ぐ効果が期待できます!
・「発酵食品を取り入れる」→ チーズ、味噌、酒粕、納豆、キムチなど塩分摂り過ぎに注意して適度に!
この他、ぬるめのお湯への入浴や軽い運動、リフレッシュしてストレス解消なども心掛けましょう。
おすすめ食材を使用した
8月メニュー
【WEBでのご注文はこちら!】
【健康倶楽部スタンダード/健康倶楽部プレミアム】
9日 | 夕食④「ブロッコリーと大豆の胡桃和え」 |
20日 | 夕食⑤「杏といちじくの洋酒煮」 |
25日 | 夕食④「南瓜のさっぱり酢仕立て」 夕食⑤「やわらか豆乳デザートきな粉添え」 |
26日 | 朝食③「牛肉と白滝の煮付」 |
29日 | 夕食③「野菜の炒り煮生姜味噌炒め」 朝食④「ホットサラダ野菜チーズソース添え」 |
【健康倶楽部プレミアムのみ】
10日 18日 26日 | 昼食②「彩り豆入りパンプキンポタージュ」 |
※詳しくはメニューカレンダーの献立表をご覧ください 。