健康のすすめ『紫外線対策と目の健康』
紫外線は9月に入ってもまだまだ油断はできません。8月までのピーク時に比べると徐々に低下していくものの最近では地域によってピーク時と同じくらいの紫外線量が観測されることもあるようです。
紫外線による影響は皮膚だけでなく目にもあり、目から吸収される紫外線が全身的な健康被害につながることが、近年いわれるようになりました。
来月の「目の愛護デー」に先駆けて、目にも気遣った紫外線対策をしてみませんか。そこで、対策として特に重要とされる抗酸化物質を中心に、関連のある食品や食べ方についてご紹介いたします。
【ビタミンA、C、E】
ビタミンACE(エース)とも呼ばれ強い抗酸化力を持ち、紫外線対策、目の健康には欠かせないビタミンです。
ビタミンA
※人参や南瓜のスープで効率よく摂りましょう!
緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変わり 同様の働きをします。油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。
小松菜、ニラ、レバー、穴子、卵黄、チーズなどにも含まれます。
ビタミンC
※9月までゴーヤが美味しい季節。迷ったら「ゴーヤチャンプルー」もおすすめです。
メラニン色素の生成を抑え、シミ・そばかすなどを予防。コラーゲンの生成を助ける働きがあります。
ケール、パプリカ、ブロッコリー、苺、キウイフルーツなどにも多く含まれます。
ビタミンE
※間食にナッツを大さじ1杯ほど!お料理しなくても簡単に補えます。
血行促進や肌の新陳代謝を高める働きがあり、若返りのビタミンとも呼ばれます。ビタミンCと一緒に摂ることで相乗効果が期待できます。
南瓜、アボカド、胡麻、うなぎ、ぶり、たらこなどにも多く含まれます。
【ファイトケミカル】
強い抗酸化力を示し、ビタミン以外にも是非とも摂りたい、自然界に存在する魅力的な成分。多くのファイト ケミカルの中でも、特に今回のテーマに関係のある成分をご紹介いたします。
リコピン
※トマトジュースを毎朝1杯!牛乳やヨーグルトと一緒に摂ると吸収率がUPします。
トマトに代表される赤色の色素。抗酸化力はビタミンEの100倍以上にもなるという研究報告もあります。
スイカ、グレープフルーツ(ルビー)などにも含まれます。
カテキン
※緑茶習慣を心がけましょう!
緑茶に代表される苦味や渋みの成分で「ポリフェノール」の一種。最近では、脂肪燃焼作用や抗菌・抗ウイルス作用も有名です。
ココア、小豆、大豆、りんごなどにも含まれます。
アントシアニン
※秋茄子の美味しい季節。お食事にお好きな茄子料理を1品追加!
ブルーベリーに代表される紫色の色素。
赤ワイン・黒豆などにも含まれます。
ルテイン
※旬の青菜で簡単お浸し!( 今の季節はモロヘイヤがおすすめです。)
動植物に含まれる黄色の色素で、目の黄斑部などに多く存在。白内障や加齢性黄斑症といった眼疾患の リスクを低下させる働きも報告されています。
南瓜、ケール、小松菜、人参、ほうれん草、卵などにも含まれます。
アスタキサンチン
※忙しい時には「鮭のおむすび」などでちょこっと補う工夫をしましょう!
赤色の色素で、抗酸化力はビタミンEの1000倍とも言われるほど。
鯛、海老、かに、いくらなどにも含まれます。
ご紹介した食材だけを摂るのではなく、日々のお食事に取り入れてバランスよく食べることが大切です。
紫外線から身を守るために、季節に関わらず1年を通して食生活や生活習慣を意識し、外側からだけでなく内側からの対策も心がけていきましょう。
紫外線対策と目の健康に
おすすめの9月メニュー
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【健康倶楽部】
4日 | 朝食④「ブルーベリーグルト」 |
15日 | 朝食④「ケールの山椒醤油」 |
23日 | 夕食③「秋の彩り豆しんじょ柚香銀あん」 |
24日 | 朝食②「人参のポタージュ」 |
25日 | 夕食②「秋鮭の塩焼き」 |
28日 | 朝食③「いか団子のトマト煮込み」 |
※詳しくはメニューカレンダーの献立表をご覧ください 。